2Dトップダウン脱出ゲームチュートリアル Part 1: TilemapLayerを使ってマップの作成
Godot Engine バージョン4.3
Godot 4.3を使って、2Dトップダウン脱出ゲームのマップをTilemapLayerで作成する方法を学びます。このチュートリアルでは、TilemapLayerを使って効率的にレベルデザインを行い、ゲームの世界を構築する方法を解説します。
ステップ1: プロジェクトの作成
Godot 4.3を起動し、新しいプロジェクトを作成します。
プロジェクト名をお好みの名前にしてください。
ステップ2: シーンを設定
2Dシーンを作成します。シーン名はMainなど、わかりやすい名前にしましょう。シーンに
TileMapLayerノードを追加します。TileMapLayerを使ってマップを描画するために必要です。TileMapLayerの名前をFieldに変更します。
マップの材料になるタイルの画像を用意します。
今回はItchioにある無料のタイルを使わせていただきました。無料だけどクオリティがすごく良かったです!
ステップ3: TileSetの作成
Fieldノードを選択し、右側のインスペクタでTile Setを設定します。Tile SetのTile Sizeのxを8pxにします。(タイルによって調整します)また壁などの障害物の判定のために
Physycs Layersを作成しておきます。
Tile Setを作成するために、用意した画像(タイルセット画像)をインポートします。床や壁の画像を並べたシートを用意します。インポートしたタイルセット画像をTile Setリソースにドラッグ&ドロップします。
用意した画像に枠が入るように
Margins, Separation, Texture Region Sizeを調整します。次に障害物の判定を設定するためにタブの
Selectをタップして、PhysycsのPolygonsを全ての壁のタイルに設定していきます。(赤く囲んだタイルはプレイヤーはすり抜けれないようになります)
ステップ4: タイルを配置
Fieldを選択したまま、シーンビューに戻ります。ツールバーから
TileMapを選び、塗りたいタイルを選んでペンマークを選択してマップ上に配置します。床や壁、扉など、ゲームのマップを作成していきます。
ステップ5: マップの配置確認
- マップの全体がしっかり配置されたら、ゲーム画面で確認します。
- プレイヤーキャラクターやオブジェクトの配置も同様に行い、マップの作成を進めます。
次のパートでは、プレイヤーキャラクターの動きや操作を実装し、ゲーム内で脱出するための第一歩を進めます。
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